睡眠改善の方法ドットコムTOP > 睡眠障害改善の方法とは? > ホットミルクは睡眠に効果的

ホットミルクと睡眠について

睡眠の改善方法を知りたい方は必見↓
>> 不眠症で悩まずにぐっすりと眠る方法

ホットミルクは睡眠に有効といわれています。

これは、とくに牛乳の成分が知られていない昔から、どの国でも言われています。このことは、ホットミルクを飲むと自然と眠気が出てくるという経験からの、生活の知恵といえるでしょう。

寝る前のホットミルクが睡眠を促す理由は、牛乳の成分にあります。
もちろん、温められた牛乳が、胃腸を温めるために寝付きやすくなる、ということもあるでしょう。胃腸の温度が上昇すると、そのあと体温を下げようという働きが起こります。このときに深い眠りに入っていけるのです。ぬるめのフロやシャワーを浴びると、その直後に体温が下がってきて、よく眠れることと同様の原理です。

牛乳のトリプトファンが効く

牛乳には、安眠・快眠に役立つ成分が豊富に含まれています。
たとえば必須アミノ酸の一種であるトリプトファン。これは牛乳から発見されたアミノ酸で、眠りに不可欠な栄養素です。

牛乳のトリプトファンが体内に入ると、腸管から吸収され、脳に届きます。
すると松果体でトリプトファンからセロトニンが作られます。これも安らかな眠りに大切な成分です。セロトニンが少なくなると、うつ病になったり気分がふさぎこんだりします。セロトニンがさらに代謝されると、メラトニンに分解されます。

メラトニンとは、睡眠ホルモンという別名があるように、眠りに欠かせない成分です。体内でメラトニンは合成され、分泌されますが、それも体外からトリプトファンを摂取してこそできることです。そのため、もしトリプトファンの摂取量が少なくなると、気分の変化を起こし、睡眠障害になりやすくなるといわれています。

牛乳のカルシウムがイライラを鎮める

ホットミルクが睡眠に効果があるのには、きちんとした理由があったわけです。
そのほか牛乳の成分として見逃せないのは、カルシウムでしょう。これは骨を作る成分として知られています。そのほか、神経伝達のさいにカルシウムが必要となります。もしカルシウムが不足すると、神経の伝達がうまくいかなくなり、イライラすることに。そのため、寝る前にホットミルクを飲むことは、イライラを鎮め、睡眠を促してくれるのです。

注意点としては、カルシウムだけを摂っていると、血液中にあふれてしまい、痙攣やふるえが起こったりします。かえってイライラしやすい状況になってしまうのです。これを防ぐには、カルシウムと同時にマグネシウムを摂取することです。牛乳には多少のマグネシウムが含まれていますから、安心といえるでしょう。もし完全を期すなら、夕食時にアーモンドやくるみなどの種実類を食べると、マグネシウムを確実に摂取できます。

そのほかカルシウムの吸収を高めるには、ビタミンDも不可欠です。
ビタミンDが含まれる魚を夕食時に食べると、ホットミルクの睡眠効果は倍増します。また昼間は太陽の光を浴びながら、外をウォーキングすると、体内でビタミンDが合成されます。

そのほかホットミルクが睡眠に役立つ理由として、ビタミンB群が豊富に含まれていることが挙げられます。ビタミンB1やB2、B12ですね。ビタミンB群は神経伝達をスムーズにするので、脳がかかわる睡眠にとって、大切となるのです。そのほかビタミンA(レチノール)やカリウムも豊富です。

牛乳は動物性脂肪であることを知ろう

ただホットミルクが睡眠に役立つとはいえ、動物性脂肪である点が気になるところです。そのため、基礎代謝の少ない睡眠中に脂肪細胞とならないために、寝る前のホットミルクは、やや少なめにしたほうがよいでしょう。コップに並々と注ぐのではなく、コップの半分か三分の一程度でよいのではないでしょうか?

もしおなかがすいて眠れないときは、脂肪の多い牛乳の量を増やすのではなく、バナナを半分か三分の一くらい食べるとよいでしょう。バナナにも快眠成分であるトリプトファンが含まれています。そのほかバナナには、ビタミンB6やマグネシウムも豊富です。マグネシウムは前述したように、カルシウムの吸収を助けてくれるので、ホットバナナシェイクというのも、安眠のためにはいいかもしれませんね。