睡眠改善の方法ドットコムTOP > 睡眠障害改善の方法とは? > 睡眠と汗の関係について

睡眠は汗によって深い眠りに入る

 

睡眠は汗をかくことによって、リズムを刻んでいます。
人は、一晩の睡眠中に、およそコップ一杯分の汗をかくといわれています。

まず寝始めに、いきなり大きな発汗作用が起こります。
これによって体温を急激に一度くらい下げているのです。この体温の低下とともに、一気に深いノンレム睡眠に、まず入っていきます。このとき熱を帯びていた大脳はクールダウンして、機能を低下させていきます。これによって起きている間中、ずっと活発に活動しつづけていた大脳を、初めてゆっくりと休めることができるのです。

寝始めから約1時間後、今度は体温が上昇してきます。
それともに大脳は活動を始め、浅いレム睡眠に至ります。このときに視床下部を神経伝達物質のアセチルコリンが刺激するので、眼球がくるくる動きます。大脳が覚醒に近くなって再び熱を帯び、夢を見るのは、このレム睡眠のときです。始めは約10分間続き、そのあとまた深いノンレム睡眠に落ちていきます。

このとき、また睡眠中に汗をたくさんかくのです。
汗をかくことによって、体の深部体温を下げることができ、深いノンレム睡眠へと入っていけるわけです。もし体温が下がったままだと、それ以上体温を下げることができず、深いノンレム睡眠に再び入っていけなくなります。体温を上げるレム睡眠があるから、体温を下げるノンレム睡眠がある。また、その反対も言えるわけです。

睡眠中は全体的には、起きているときよりも体温が低いのですが、よく観察すると以上のように、小まめに体温が上下動するわけです。ノンレム睡眠に入っていくときに汗をかいて体温を下げる。そしてレム睡眠になるにつれて、体温を上昇させる、ということです。体温が上がるから、また睡眠中に汗をかけるわけですね。

手足はラジエーター

このように睡眠は汗をかくことによって、レム睡眠とノンレム睡眠を作り出しています。このとき、手足がラジエーターの役割を果たしています。熱を発散するときは、手足がまず温かくなります。子供の手が熱くなってきたら、眠くなってきた証拠と、よくいいますよね?大人でも一緒で、手足に全身の血液が集まってきて、熱放散を行ないます。このとき汗が熱放散を行なって、気化熱の原理によって、体表面の温度を奪います。

それによって冷やされた血液が体内を巡るために、体の深部体温が下がっていくのです。それとともに、深いノンレム睡眠に入っていきます。

湿度が高いと、体温が下がりづらい

真夏にクーラーをかけないで寝ると、睡眠時の汗の量は、コップ一杯どころではなくなります。とくに湿度が高く、ジメジメした状態で寝ると、手足が湿ってしまい、睡眠中に汗が蒸発しづらくなります。そのため気化熱にならずに、体温も下がりづらくなります。そうなると深いノンレム睡眠に入っていけなくなり、浅い眠りになってしまうのです。夏はとくに、湿度調節が大切といえます。

睡眠中に汗を効果的にかくことができれば、深い眠りに入れるようになります。
つまり朝起きたときに、熟睡感があるということですね。寝る2時間前に有酸素運動をしたり、ぬるめのお湯につかると、ちょうど寝る頃に急激に体温が下がります。そのために、普段よりも体温を下げやすくなり、発汗作用をうまく引き出せるようになります。

睡眠を改善するコツが書かれています↓
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